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2009/05/11 (Mon) 「御堂関白記」本日発売!

全訳「御堂関白記」買ってまいりました!
表紙のデザインも秀逸なり。堂々たる貫録!
道長パパの、あの「御堂関白記」が、全文現代語訳で、
それも文庫本(専門書ではない!)で拝読できる日がくるなんて……、
まるで夢のよう……いいえ、夢ではございませんの。
ああ、いとうれしきここち!
どれほど待ち望んでいたことでございましょう。
学術文庫さま、ありがとうありがとう!
懐かしい「寛弘の四納言」の美しい御名に涙ぐみました。

上中下の計3冊になるようでございます。
巻末には、なかなか詳しい用語集、人物注、年譜、系図なども
収録してあります。ちょっと調べたいときに便利ですね。
このうえ贅沢なことを申してよろしければ、人物名で引ける
索引なぞも最終巻に付けていただけましたなら完璧。
残念ながら、原文および書き下し文は収録されておりませんでした。
これは本当に残念です。原文だけを別冊で出してくださらないかしら。

そしてそして。
道長パパの汚い…失礼、おおらかな書きっぷりの
素敵日記も誠によろしいのでございますが。
こうなったからには、是非に「権記」も!
素晴らしい能書家の行成さまの「権記」全訳本も、切にお願い!

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2009/05/09 (Sat) マイブームは李賀

李賀、大好きでございます。
とはいえ、難解なる美しき詩の数々。諸先生方のお知恵を
拝借しなければとうてい理解なぞできぬ、私の拙い拙すぎる漢詩の素養……。
長年求めておりました、荒井氏著作の御本を手に入れる機会に
恵まれましたのです先日……古書店で、それも200円という破格で!
それを発端に、もうズブズブとその世界に……所蔵の本も引っ張り出して
並べてみたりして。

李賀一式

李賀の詩のどこが好きかと問われたましたら、
うーん……。
静と動、無色と極彩色、穏やかなるものと猛るもの、
そういった対極にあるものが、それはもう素敵に描かれているから。
そして、一文字に含められた深い意味も。

将進酒も神弦曲も蘇小小も、あれもこれも好きですが、
今いちばんお気に入りなのがこの詩でございます。
精選したものの中にはけして選ばれることはなさそうですが。
何故なのかしら、とても好き。

貴公子夜闌曲

■■沈水煙
烏啼夜闌景
曲沼芙蓉波
腰囲白玉冷

外字になってしまいました。始まりの二文字「じょうじょう」です。
夜更けの貴公子の様子を歌っている詩でございます。
「腰帯の白玉が冷たい」というところ、冷たいと感じているのは
貴公子本人と思っておりました。
ところが。
原田憲雄氏の解釈では違いました。
それは、貴公子に寄り添っている人でありましょう、と。
目から鱗……!
ああ大変。まあ素敵。何やら想像妄想逞しく、もうすっかり虜に。(笑)

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